就労継続支援B型と就労継続支援A型の違い

就労継続支援には、「B型」と「A型」があります。

 

それぞれ大きな違いがありますが、どのような違いなのでしょうか？

 

今回は、就労継続支援B型と就労継続支援A型の違いを解説していきます。

 

就労継続支援B型と就労継続支援A型の違いは？

 

 

就労継続支援B型事業所は、障害のある方が一般企業への就職が不安、あるいは困難な場合に、雇用契約を結ばずに就労訓練を行うことができる福祉サービスのことです。

 

雇用契約を結ばないので、自分の体調や障害の状況に応じて、週に数日・1日数時間というように、自分のペースで働くことができるというメリットがあります。

 

また、雇用契約を結ばないことから、給料は「工賃」という形で受け取ります。

 

工賃は生産物に対する成果報酬のことで、就労継続支援A型と比べると下回ることが多いです。

 

一方で就労継続支援A型事業所では、障害のある方が一般企業への就労が不安、あるいは困難な場合に、一定の支援を受けることができる職場で雇用契約を結んで働くことができる福祉サービスのことです。

 

勤務形態は一般企業と大きくかわりませんが、1日の勤務時間が比較的短いのが特徴。

 

雇用契約を結ぶので、国や自治体が定める最低賃金額が保障された給料を受け取ることができます。

 

 

まとめ

　　・就労継続支援B型…雇用契約を結ばない、給料は工賃として支払われる

　　・就労継続支援A型…雇用契約を結ぶ、給料は最低賃金額が保障された額が支払われる

 

就労継続支援B型と就労継続支援A型の違いは、上記の通りです。

 

違いを理解して、自分に適した就労支援サービスを受けるようにしましょう。

 

 

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